Scratch(スクラッチ)無料でプログラミング教育! 初心者向け ステップ2

坂出プログラミング教室の「Kei」です!
今日は「Scratch(スクラッチ)」を使用した初心者向けプログラミング教育の第2回です。

NHKの「Why!?プログラミング」の番組で紹介されていた
【おかしな踊りを直せ】について解説したいと思います。
お父さん・お母さんが子どもに教えられように、ポイントを挙げながら解説しますので是非やってみてください!

このプログラミングの目的

  • 音や見た目を「制御」することで、プログラミングを体験する
  • 自分自身でより良い魚の動かし方、水槽の表現の仕方を考えることで論理的思考を育む

1. どんなゲーム(プログラム)を作るかを確認する

まずはこちらからScratchを開きましょう。

真ん中上にある「リミックス」をクリックしましょう。
これをクリックすることで自分のアカウントへ、このプログラムを保存できるようになります。

(旗)をクリックして今のじょうたいを確認しましょう!
(今回音がメインなので音が聞こえるようにしておきましょう。)

きらきら星が流れていますが、音がおかしいところがありますね。
また星のキャラクターのおどりが少し変です。
この音やおどりがちゃんとしたものになるようにプログラミングしていきましょう!

※お子さんに音やおどりがおかしいことを気づかせてあげて、「今日はダンス大会がうまくいくように頑張ろう!」など、プログラミングの目的を一緒に確認しましょう。

2. 音をならす命令

右下にある「ステージ」をクリックしましょう。

コードを並べたものが出てきました。
これが音を鳴らすプログラムになっています。

試しに「60の音符を1拍鳴らす」の「60」という数字をクリックしてみましょう。
上の写真のようにピアノのけんばんが出てきました。
今は「ド」の音が選択されている状態です。

けんばんの「レ」や「ミ」をクリックすると数字が「60」から「62」や「64」に変わるのが分かると思います。

それでは、「ド(60)」に戻して、音が間違っているコードを探してみましょう。

上から、
「ド」「ド」「ソ」「ソ」「ラ」「ラ」「ソ」
「一泊休む」
「ファ」「ファ」 「ラ」「ミ」「レ」「レ」「ド」
となっています。

間違っているのは「ラ(69)」の部分ですね。
これを「ミ(64)」に変えて、もう一度、(旗)をクリックして確認してみましょう。

※お子さんが小さい場合は、間違っているところを探すのが難しいかもしれません。一緒に上から順番に音を確認しながら探してあげましょう。

次に「音」タブをクリックしてみましょう。
「キラキラオーケストラ」という音楽が用意されていることが分かります。
再生ボタンを押すと音楽が流れます。
次はこの音楽を流すようにプログラミングしていきましょう。

  1. 「コード」タブにもどります。
  2. 黄色コード「(旗)が押されたとき」と紫色コード「キラキラオーケストラの音を鳴らす」をコードエリアへ追加しましょう。

これで音楽が鳴るようなりましたので、(旗)を押して確認しましょう。

自分の好きな音楽を追加したい場合、「音」タブの左下にあるマークをクリックして、「音をアップロードする」からできます。

3.おどりを音楽にあわす命令

次におどりを改善していきましょう。

右下のほうにある星のキャラクターをクリック、
左上の「コード」タブをクリックすると、キャラクターを動かしているプログラムが見れます。

下のほうに「音楽」のコードがあるので、その中から「0.25泊休む」を「次のコスチュームにする」の次へ入れましょう。

先ほどまでの「ステージ」のコードをもう一度見ると、音は1泊ごとに鳴らしていました。

星の動きが音に合うように、「0.25泊休む」を「1拍休む」に変えて動きを確認してみましょう!

4. プログラムの改良

あとは子どもの好きなようにいじらせてあげましょう!

見た目のグループにある「色の効果を25ずつ変える」を入れてみたり、
どのようになるか想像しながらやるととても良いですね。
NHKの参考プログラムも見せて、「こんなこともできるんだ!」と気づきを与えてあげても良いと思います。

まとめ

ここまでで「音を鳴らす」、「音楽を鳴らす」、「キャラの動きを制御する」などを学びましたが、いかがでしたでしょうか?子どものペースでゆっくりと楽しみながらやっていきましょう。